飼っていた大切なペットが亡くなってしまうと、急な事で何からすればよいかわからなくなる方も多いと思います。今まで一緒に過ごしてきたからこそ最後はちゃんと供養をして虹の橋を渡らせてあげたいはずです。この記事ではペットが亡くなってしまった時の安置の方法、火葬までの具体的な方法をまとめました。
安置の方法
ペットが息をひきとった後、様々な体の変化が起こってきます。そのため体の変化に適切な安置方法をする必要があります。体に起こる変化とは次の通りです。
飼い犬が息をひきとった後に起こる体の変化
〇死後硬直が起こる
個体差は動物によってありますが、早ければ犬猫の場合1時間~3時間程で起こります。
〇体液や排出物が出る
鼻や口から血液や体液が出てくることがあるため、頭を高くすることで頭に血液がたまらなくなり出てきづらくなります。また体の中に溜まっていた尿や便が体の外に排出されることがあります。
〇腐敗が始まる
息をひきとった後、どうしても腐敗が始まってしまいます。そのため長くても暑い時なら2日間、寒い時であれば5日間以内で火葬を行うようにしましょう。それ以降だとどうしても体を綺麗な状態で看取ることができなくなります。
安置の際にあった方が良いもの
・ペットシーツor新聞紙 → 体液や尿・便が排出されるため
・段ボール → ご遺体を入れれるくらいの大きさがあるもの
・保冷剤 → できる限り冷やし、腐敗を防ぐため(保冷剤が無ければ水を凍らせたペットボトルなどでも可)
・ブラシ、ガーゼなど拭くもの → 毛並みを整え、ご遺体を清潔に保つため
安置の具体的なやり方
①息を引き取ったら体液や排泄物などが出てくる可能性があるため、ペットシーツや新聞紙、タオルなどを段ボールの中に敷き、その上にやさしく寝かせます。
②死後硬直が始まる前に優しく手足を曲げて胸に近づけてあげましょう。(放って置くと手足がピンと伸びた状態で固まり火葬の際に入りづらくなります)
もし死後硬直を起こしてしまった後、無理やり曲げてしまうとご遺体が損傷してしまう恐れがあります。手足の位置を変える場合、半日ほど立つと死後硬直がなくなるので、その際に行うと良いでしょう。
③ブラシで毛並みを揃え、口や鼻、耳などから体液が流れることがあるためガーゼ等で拭いて綺麗な状態にします。
④腐敗が進行しづらくするように首やお腹周りを保冷剤で冷やし、エアコンの風が当たる場所などの涼しい場所に移動すると良いでしょう。
※業者によっては段ボールからご遺体を出し、火葬する場合があります。
火葬
安置が済んだら、大切な家族がちゃんと虹を渡れるように火葬の準備を行いましょう。
火葬の準備
①火葬の際に一緒に入れてあげるものを選んでおく。
②火葬にも種類がありどのような火葬にするか選ぶ。
③火葬業者を選ぶ。
火葬の際に入れられるもの、入れられないもの
入れられるもの
〇生花
〇おやつ(包装からだす)
〇おもちゃ(燃やせるもの)
など
入れられないもの
〇色や臭いが強いもの
〇ゴム製品、金属、プラスチック素材のもの
おすすめ火葬業者と火葬の種類
火葬の種類
①合同火葬
②一任火葬
③立ち合い火葬
それぞれのおすすめポイントを解説します。
①合同火葬
自分の飼っていたペットとは他に、他の家庭で飼われていたペットと一緒に合同で葬儀、供養を行います。
◎合同葬儀でのメリット
・合同で行うため他のプランと比べ料金が抑えられる。
・時間が短時間で済む。
他の家のわんちゃんや猫ちゃんと遺骨が一緒になってしまうため、個別でお墓や家に遺骨を置いておきたい方にはおすすめできません。
◎合同葬儀はこんな人におすすめ
・忙しく中々時間を作ることが困難な方
・生前他の子と遊ぶことが好きで寂しくないようにしたい
一任火葬
全てスタッフに一任でき、個別に火葬します。
葬儀、お骨上げなどもスタッフが行い、骨壺に入れて返納してくれる方法です。
立ち会うのは辛い方で遺骨はそばに置いておきたい方におすすめです。
立ち合い火葬
葬儀、火葬をご家族で立会い、お骨上げも自分自身で行う方法です。
最後までしっかり見送りたい方におすすめです。
ペット葬儀110番
今まで一緒に過ごしてきた家族ならちゃんと見送ってあげたいという方も多いと思います。
でも初めてペットが亡くなってしまい、どこの業者に頼んで良いかわからない。
どのくらい金額がかかるか不安…
深夜に亡くなってしまい、誰にも相談できずどうしたらいいかわからない。
そんなお悩みを抱える方も少なくありません。筆者も現に愛犬が目の前で亡くなった時、頭が真っ白になり何からすれば良いかわからなくなりました。
ペット葬儀110番なら8500円~葬儀・火葬を行うことができ、日本全国年中無休で24時間受付してくれます。
ペット葬儀110番では主に三つのプランから選ぶことができます。
①霊園供養プラン
②個別一任プラン
③家族立会プラン
①霊園供養プラン
飼い主様が指定した場所にお迎えがきます。その後提携先霊園で合同火葬を行い、埋葬までスタッフが行ってくれるプランです。霊園まで行く足がなくても、お迎えが来てくれるため安心してわんちゃんをお見送りすることができます。
②個別一任プラン
ご自宅、またはご指定の場所まで来てもらい、その場で専用車にて火葬を行います。火葬が終わった後は骨壺に納骨された状態で返骨されます。気持ちの整理がつかず、お骨上げなどもお任せしたいが、遺骨はそばに置いておきたい方におすすめのプランです。
※ご希望の場合は提携先霊園での埋葬も可能
③家族立会プラン
個別一任プラン同様、ご自宅かご指定の場所まで来てもらい、その場で火葬を行います。お骨上げなどは家族で行うことができるため、最後までちゃんと見送りたい方におすすめのプランです。
※②同様提携先霊園での埋葬も可能
まずはご見積もり、ご相談を
ペット葬儀業者の中には火葬を行った後、見積もりにプラスして請求を行ってくる業者が残念ながら存在します。ペット葬儀110番は見積もりから高くなることはないため、その点でも安心してお任せできるでしょう。また、突然わんちゃんが亡くなりどうしてよいかわからない時でも、24時間年中無休で相談受付にのってくれます。まずはお問い合わせ、ご見積もりをしてみましょう。
火葬のタイミング
ペットの場合は、人の火葬とは違いいつまでに行わなければいけないなどの決まりごとはありません。しかし、どうしても腐敗が進んでしまうため時期にもよりますが、暑い時期は2日、寒い時期でも5日以内には火葬してあげましょう。できるだけその姿を目に焼き付けていたい気持ちも充分わかります。だけど形が崩れてしまえば、見ているのも辛くなってしまいます。ご遺体が綺麗なうちに見送ってあげることで、安らかに虹を渡ることができるでしょう。
供養の方法
火葬が終わったら次はご遺骨の埋葬や供養となります。合同火葬の場合はご遺骨は戻ってはきませんが、一任火葬・立会い火葬の場合はご遺骨が戻ってきます。ペットのご遺骨は必ずしも人と同じようにお墓に入れなければならないという訳ではありません。家に置き見守ってもらいたいなど、人それぞれどうしたいかで変わってくるはずです。
ここでは遺骨の埋葬と供養の方法についてまとめていきます。
墓地の種類
ペット霊園で火葬をした場合そのまま埋葬をすることができます。ただし、埋葬にも合同墓地、個別墓地と二種類あるため、飼い主さんがどうしたいかによって選ぶと良いでしょう。では実際に合同埋葬と個別埋葬ではどう違ってくるのか説明していきます。
なおどちらも、ペット110番に頼むことで提携のペット霊園を探してもらえるため、選び方がわからない場合は全て頼むのも一つの手段です。
合同墓地
合同墓地とは、自分のペットとは別に他の家のペットも一緒に埋葬される墓地のことです。
合同墓地のメリットとしては、個別墓地に比べ費用を抑えることができる、ペット霊園のスタッフが墓地の管理をしてくれるため、お参りにあまりいけない人にはおすすめできます。
個別墓地
自分のペット専用の墓地です。最近では人と一緒にペットも入れる霊園もあるため、希望によって自分にあった霊園を探してみても良いでしょう。どうしても合同墓地と比べると、費用は上がりますが、家族として人と同じようにしたいという方におすすめの方法です。
納骨堂で管理してもらう
供養方法にお悩みの方は一時的に納骨堂に預かってもらうこともできます。急いで決めてしまって後から後悔するよりは、しっかりと考え、納得のいく供養方法を見つけましょう。
家に置いておく
墓地には入れず、自分の家に遺骨を置いておくという方法もあります。離れるのは寂しい、毎日見たい方におすすめです。
わんちゃんとの思い出を物にとして取っておく
大切な家族との思い出だからこそ物としてそばに置いておきたい人も多いと思います。今から紹介するサイトではワンちゃんの毛をペンダントして持ち運べたり、大切な愛犬との思い出をフィギュアとして作ることができるサイトです。
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まとめ
人生を共に過ごした家族だからこそ最後までちゃんと供養したいという方が多いと思います。何度経験してもペットの最後は本当に辛いものです。気持ちもすぐには切り替えることができないとは思います。
そんな時は全て信頼のあるペット葬儀の業者に頼むことで、火葬からその後までサポートしてもらえます。わからないことは全て教えてくれるので、ぜひ活用してみてください。
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